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『疣』

幼い頃、私の体に謎の疣(いぼ)ができた。疣は左肩の登頂から胸の方に少し行ったあたりにあり、色はてっぺんが黒ずんでいた。大きさは、当時幼稚園生だった私の小指の先ほどであった。耳たぶのような触り心地で、ふにふにとしている。
母にそれを見せると、何やら良くないものだというので、鋏でちょきん、ときられた。
「千代鶴ちゃんはいい子だから我慢しましょうねぇ」
と言われて疣を切り落とす。私はもっと血が出て痛いものだと思っていたがそうではなく、少し滲む程度の量しか出てこない上、ガーゼを当てていればすぐに止まった。疣は、それからちょくちょく出るようになる。

疣が出る場所はまちまちであった。脇や肘の裏っ側に出来たり、足の親指と人差し指の間に大きいのが一つ、小さいのが二つ、なんてのもあった。汗をかく場所 に出来やすいのであろう。それらが出来ては母に見せて鋏で切ってもらっていた。母がいない日は、自分で疣を切り取ってゴミ箱へと捨てていた。
そんなことを続けていくうちに、いつの間にか疣は出来なくなっていた。

私が高校生の頃、このことを思い出し母に話してみた。あの頃はよく変なできものが出来たが、あれは一体なんだったのかと。しかしながら、母の反応が芳しくない。いくら言っても、
「千代鶴ちゃん、なんの話をしているの?」
といったふうである。私は始め母が冗談で言っているのか、はたまたあまり世間に出したくはないような病気であったのかと思案したが、どうやらそのような理由とも違うようである。非常に不思議に思ったが、家族の誰に聞いてもそのようなことはなかったというので、子どもの頃に変な思い違いでもしたのだろうということで納得することにした。


そして私は大学生となった。

(続く)

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…資料2から続く



先日オバリオンという妖怪について調べていたら、興味深いブログ記事を見つけた(個人ブログ、無闇に荒らさず)。

ttp://busahou-buchouhou.blogzine.jp/meg/2006/04/post_5914.html

オバリオンはその分布地域の割には知名度の低い妖怪である。新潟発祥の、死んだ子どもの霊だとされているが、九州にもおんぶお化けなどの俗称で呼ばれている地域もある。

京極夏彦の『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』には、水子の霊の泣き声が「おばりょう おばりょう」と泣くのがオバリオンという妖怪と水子が同じである根拠だと言い、長崎のウブメは水の怪であるのと関係しているとある。

個人的な説だが、長崎では水怪異、つまり船幽霊や海幽霊を総じて『ウグメ』と呼んでいたので、多少の混同があったのではと考えられる。熊本や宮崎ではウグメはそのまま姑獲鳥の意であり、『ウグメ』を海の霊とする言い方は長崎のみであろう。五島列島のような離島に深く伝承されているのも考えると、ひょっとすると『ウブメ』は長崎を発祥とするのかもしれない。もとは姑獲鳥は中国の伝承ではあるが、日本に入ってくるとすると横浜もしくは長崎と考えてもおかしくはない。 長崎の光源寺にはウブメの伝承を残した掛軸がある。普段は一般公開しておらず、新暦8月16日のみにおいて公開されている。私は一月遅れで乗り込んだが見せてもらえなかった。しかしこの仮説の資料として一度は拝見しなければならない。(通りすがりのお婆さんに「あんたはウブメそっくりのべっぴんさんやねぇ」と 言われた。女として複雑だがこの地域では褒め言葉なのであろうか)

昔、祖父から貰った『五島民族圓誌(ごとうみんぞくえんし)』という古い本には『磯女(いそおんな)』という名で似たような妖怪が載っていたが、『ウグメ』という呼び名はこの時代には既に存在していた。つまり本土から入ってきた『ウブメ』がなまって『ウグメ』になったというのも考えられるのではないかと思う。ちなみに、『水木しげるの日本妖怪紀行』という本には似たような妖怪として『濡れ女(ぬれおんな)』というものが紹介されている。これによると、長崎対馬半島には『濡れ女子(ぬれおなご)』などという名称で伝わるとされ、どちらも「赤子を抱いてくれ」という妖怪であることから何かしら『ウブメ』と関係があるのは間違いない。どこかで分岐していると考えられる。

http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/1231310.shtml

オバリオンの話に戻るが、このブログの記事では地蔵菩薩の真言を唱えると気が失せた、とされているが、ここで一つ考えた。

水子の魂を鎮めるのに地蔵菩薩の真言を唱えるというのは、実に理に適っている(理があるのかは解らないが)。地蔵菩薩とはサンスクリットでいう『クシティ・ガルバ』のことであり、大地の子宮との意。ヒンドゥー教では子供の魂を鎮める存在であり、仏教にしても死んだ子供の供養や、病気の子供の回復を願わ れる菩薩である。
菩薩というかなり徳の高い位にいたにも関わらず、下界の人々の苦しみを捨て置けずに如来になる道を捨てて下界へと降り立ったという、とても有り難い菩薩様である。
そこら辺にお地蔵様がたくさんいるのは別に存在を軽んじているわけではなく、逆に昔から非常に深く信仰されていたからだ。『六地蔵』を通して六道の思想を表したりと、民間にしてとても馴染み深い。

さて、真言とは仏の力を発願するための呪文のようなものであるが、これは如来や菩薩ごとに定められており、それら自体に働き掛けるものである。
教育学前史では子供とは動物と同じような扱いを受けていた。つまり文字も読めぬ、教えを理解できぬ下等なものであるといった認識であった。



資料4へ続く…

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